そびえ立つ都庁舎を仰いで


 東京生活5日目。
 終日座学の日々を送っています。何年かぶりにシャーペンなるものを使って、黙々と筆記するので、5日目ともなれば、身体はカチコチ🤖に固まり、肩甲骨下の血流が悪くなるので、休憩時間に軽く肩回しなど体操しながら、トイレに行くのも大事な運動になっています。
 せめて、朝夕の行き帰りの時間はしっかり歩こう!と決めて、まだ人のいない時間に朝の散歩を楽しむようにしています。遠回りの道を選ぶことはもちろん、踏切では歩道橋があれば、電車の通過がなくてもそっちを選ぶようにしています。なるべく動線を同じにするよう注意もありましたから、大きく外れた場所には行けません。ホテルから会場を結ぶ通勤路をどう工夫するか、程度ですが、うまくすると3000歩近く稼げます😙
 ホテルの窓から見える都庁の前の公園も朝の散歩にはもってこい。ほとんど人がいませんし、きれいなベンチも人がいないので好きなところに座れます。桜はもう終わりですが、チューリップやムスカリが咲いていて、鳥のさえずりにも癒されます。
 さて、そろそろ会場に向かうかな!と大通りに出ると、とたんに公園の静けさとは打って変わってうねるような人の波。大都会東京の都庁あたりは、とくにその人波が半端ない😱寄せては返す・・・ではなく、ドワーッとただ押し寄せてくるのは、津波に近い恐怖を感じます。
 人の波にひとり逆らってるみたいな感じで、人を避けながら前進します。あのー😥こう言っちゃ悪いけど、東京の通勤者って道を譲るって人いませんねー。だから、まさこが、ひらりひらりと向かってくる人をかわしながら、人波を縫って進む感じです。心の中で「チッ!!」「ちっとは、そっちもよけろいやー!!」と暴言吐きながらね。小心者だから😔
 なんだかそびえ立つ都庁舎が、威張りくさってるように見えてくるから不思議。
 
 慣れるようで慣れないのが「黙食」
 新しい造語だから、入力してもすぐには漢字変換しませんよ。
 ホテルの朝食会場も昼食・夕食の食堂も、一人ひとりの席がパーテーションで仕切られ「黙食」🤫です。パーテションにはちょうど人の顔の高さに「しばらくの間、黙って食べることにしましょう!」という貼り紙があって、前の人の顔も見えません。
 人の声のほとんどしない食事を毎日繰り返していると、それはそれで慣れてくるものだけど、椅子を引く音、箸の音🥢だけの中で食べる食事は、なんだかエサを食べてるみたいで、美味しさも半減する。本当は美味しい料理なのにね。作ってくれてる人たちに悪いな。
 美味しさは半減しても、残さず食べるので、朝の散歩も焼石に水😮‍💨
 どんどん膨らんでいく自分が怖ーい。

 大都会。夜の顔、朝の顔。