まさこ 夢の御池に立つ!!


 夢???
 ではありませんよ!
 まさこ、ついに凍る御池に立つことができました。
 まずは、Whiteさんとやっちゃんにありがとうございました‼️と言いたい。

 「私を凍る御池に連れて行って❣️」と、なにやら聞いたことのあるフレーズでWhiteさんに懇願し、チャレンジした去年の冬。雪まじりの暴風雨に牧の戸登山口で、やむなく断念。自然相手に描く夢は、そう簡単には叶わないと思い知らされました。
 春〜夏〜秋、そして冬。
 あれから、一年です。
 年を重ねるということは、身体もどんどん衰えていくのだということを感じるまさこ。今回、叶えられなかったら、もう無理かも・・・そう思っていました。
 でも、だからこそ夢を実現させたい!という執念が、どんなに多忙でも、身体を脚を鍛えておかねば!という思いにさせてくれました。
 てらミンと重ねてきた隙間時間の軽登山。
 一緒に夢を叶えたい!と思って、低山を登り続けてきたのですが、てらミンはまたしても、事情があってキャンセルに。
 「てらミンごめんね!私は行きます!」
 チャレンジのチャンスは逃すまいと心決めて、この日を迎えました。
 前日、夕方まであちこち駆け回り、夕方からはパソコンに向かっておそらく6つを超える文書を作成し、2日間の空白の時間を生み出して。
 いざ!いざ!!心は凍る御池に向かいます。まるで、修学旅行前の小学生か?って感じです😮‍💨
 夜になってから、冬山をイメージしながら、久住で着るウエア、グローブ、登山靴とアイゼン。お昼の山飯、夕ご飯、朝ご飯、そして、大事な夜の飲み会準備にドタバタ。
 朝は夜明け前の4時に起きて、再度支度の点検。冬山をなめてはいけないよ!忘れ物なきように!と、家を出る前にも指差し点検。・・・なのに、ネックウォーマーを忘れてました😭  
 まあ、そんなもの!!まさこに「完璧」の文字は似合わない。
 Whiteさんとの下関市内での待ち合わせも順調に、10時前には久住、牧の戸登山口に到着しました。
 いよいよだ。夢の御池を妄想してわくわくする気持ちと、身体がついていかず途中リタイアになったらどうしよう、足手まといになって迷惑かけたらどうしようという不安がないまぜに。
 だけど、不思議。車を降りて、登山靴に履き替え、アイゼンを装着する頃には、迷いも不安も消えていました。
 牧の戸は登山口から雪で真っ白。初めて履く新品のアイゼン(チェーンスパイク)が、ぐっと雪を、氷をつかみます。ほぉ〜!これがチェーンスパイクってやつか!と、その感触を楽しみながら歩き出しました。
 青い空。木々には霧氷。白い登山道。
 「今日はまた天気がいいねー!」とWhiteさん。今日は、とくに空気が澄んでるみたいです。阿蘇五岳が薄い雲の上に顔を出して幻想的。遠くには祖母山がくっきりと見えます。
 それだけでも感動します。
 Whiteさんも「写真撮りながら、ゆっくり登ろう」と言ってくれます。
 長いこと「夢だ」「夢だ」と騒いでいたのを知っているので、もう今年だけでも3度目の御池というのに、やっちゃんもWhiteさんもゆっくり景色を楽しむまさこにつきあって、まさこの写真もたくさん撮ってくれました。
 2年前の夏、かなりの雨が降る中、久住山に登った経験がありました。長く感じた道のりでした。ビギナーズ・ラックならぬ、ビギナーズ・アクム😆
 でも、今日は霧氷の写真を撮ったり、阿蘇五岳の釈迦涅槃を眺めたりしながら歩き進んで、気づけば目の前に久住山が姿を現していました。
 Whiteさんから「あれが久住山よ」と言われて、え???もうそんなところまで来たんですか?!という感じです。久住分かれの避難小屋も見えて、こんなに早く着いたっけ?
 「初めての御池がこんな日でよかったね」とWhiteさん。そうね。御池はビギナーズ・ラックだった!ってこと。
 久住分かれから中岳方面に向かいます。
 「あの高いところまで行ったら、御池が現れるよ」と言われて、心ははやります。
 降りてくる、ちょいとふくよかな体型の女性が「ガチガチに凍ってますよ。私でも御池の真ん中に立てました!」と声をかけてくれました。ますます膨らむ期待。
 石がゴロゴロする登山道をチェーンスパイクを引っ掛けないよう用心しながら、登っていくと
 現れましたー!!夢に見た凍る御池。
 うわぁーーーーー!!
 氷の上を歩く感触。アイゼンで氷を踏み締める音。山上で凍る御池の様。それを囲む冬の久住の山々。
 まさこ、やっとここに辿り着きました。
 御池の真ん中を歩いて、向こう岸に渡り、少し登ったところから、御池の全貌を写真に収めました。
 「まさこさん、本当に感動してるんやねぇ〜」とやっちゃん。
 「やっちゃんも、初めて凍る御池に来たとき感動したやろー?」と尋ねるのですが、返ってくるのは「ふーむ」😳
 吹き出してしまいました!!
 え?感動しなかったの?!と。
 「痛かったんよねー」
 あとで避難小屋でやっちゃんの手を触って、指先が凍えて冷たーくなってるのを知って、ああ、冷え性のやっちゃんには、感動を超えて手が冷たく「痛かった」んだなぁ〜ということが分かりました。
 でも、辛い話もやっちゃんが話すと、つい笑ってしまうのは、なぜでしょう。
 避難小屋でお昼を食べて、下山道について検討しました。
 来た道をそのまま帰るより、星生山に登って縦走して帰ろうと提案するWhiteさん。
 「まだ、歩けそうな気がする。もう少し楽しみたい」と思うまさこ。
 手が冷たいやっちゃんは、来た道をひとりで帰るということにして、二手に分かれました。
 久住分かれから星生山への岩場の急登は、高所恐怖症でびびりのまさこにしては、がんばったね!って感じですが、不思議と怖さは感じません。きついけど楽しい!!もしかして、私クライマーズ・ハイ?まだまだ歩けそうな気になります。
 多分、凍る御池に立つ夢が叶ったというハイな気持ちに加えて、あんなに焦がれていた夢が叶ってしまって、これからどうしよう😅という気持ちが何かせずにはおられなくさせていたのかなーと思います。
 大きな岩をいくつも乗り越え、下り、また乗り越えて〜「ここからの景色は久住の山の中で一番だと思うよ」とWhiteさんのいう360度絶景を望む場所にたどり着きました。目の前に星生山の頂きが!!
 1762m星生山登頂。
 下りもなかなかの岩場が待っていましたが、ゆっくり慎重に無事下山。
 虎の湯で温泉♨️に浸かり、1日を振り返りながら身体を癒やしました。
 夕食の生ビールの美味しいこと。
 まさこにとって、達成感は半端なく、食事のあともワイン🍷を飲みながら、今日一日で感じた興奮をしゃべりまくりました。そんなまさこを温かく見つめるWhiteさんとやっちゃん。
 ふたりと分かれて部屋に戻ってからも、しばらくはこの日目にした絶景が浮かび上がってきて、感動をひとり温めました。

 ずっと願い続けてきた夢が叶いました。
 「夢が叶ってしまった!」「これからどうしよう!」
 そうだ!次は17座あるという久住の全ての頂き制覇にチャレンジしてみよう!!
 66歳が夢の先に見る夢の話です😅
 
 Whiteさん。やっちゃん。
 また、私を久住に連れてって!
 へへへ😆