お江戸日本橋にて


 文化の都 東京!を感じる日。
 文化びと・かのこさんのお誘いで、午後から日本橋にある「お江戸日本橋亭」へ、桂塩鯛の落語を聞きに出かけてきました。
 日本橋三越前駅で地下鉄を降りて、それこそ三越前、コレド室町テラスあたりをうろうろしてみました。
 ウィンドウショッピングが苦手なまさこ。デパートや大規模複合商業施設内は、迷子になりそうで、歩く気にならないのですが、街なかの道路を歩くのは苦になりません。
 東京らしいおしゃれなカフェや街並みを眺めるのは嫌いではないし、携帯ナビがあれば道迷いも心配ありませんからねー。
 堂々たる風格の日本銀行本店を見上げたり、背の高い街路樹の下をキョロキョロしながら歩き回り、待ち合わせまでの時間を一人楽しんでいました。
 東京は、道路わきにあちこちベンチがあるのがありがたい。ときどきは、ベンチに腰掛けて周りのビル群がいったい何なのかをマップで確認してみます。
 決して、入ろうとは思わないのですが😅
 ましてや、三越なんて、用もないのに一人では入る気なんてさらさらありませんから、正面入り口前に鎮座して、客を脅しているライオンを横目に通り過ぎるだけ。
 早めに、お江戸日本橋亭に到着しました。すでに、入り口前にちょっとした行列ができています。なんだかワクワク。
 かのこさん夫婦と合流して、会場に入りましたが、けっこうな入りで、客層はまさこと同じか、少し高めの年齢層のみなさんでした。
 本格的な落語を寄席で聞くのは初めての体験でしたが、かのこさんと一緒だったということもあり、噺に引き込まれるや、大笑いの連続で、涙を流し、声をあげて笑い、拍手喝采で、お江戸日本橋亭を出るときには、気分もすっきり!!
 言葉だけで、登場人物や情景のイメージを膨らませ、聞く人を笑いの世界に誘う落語は、やっぱり芸術だなぁと思わされます。
 教員になってまもない頃、授業で生徒を惹きつけ、興味をもたせる語りを身につけたくて、話術を磨こう!!と、通勤の車の中で落語を聞いては、語りや間の取り方を学んだ、遠い日の自分を思い出していました。

 東京は、コロナの落ち着きとともに、さまざまな文化・芸術分野の催しが、再開されています。
 塩鯛さんもコロナ禍で、寄席に人が入れられず、本当に大変だったことを語っていました。
 やっと、文化の都・東京が戻ってきているようです。できるだけ、足を運んで応援しなくちゃねー!

 落語のあとは、コレド室町テラスのお洒落な台湾スゥィーツの店で、「豆花」という、ほのかに甘いシロップの中に、お豆腐のような食感の豆乳で作られたプリンを浮かべたものをいただきながら、感想を述べ合いました。
 夕食は、阿佐ヶ谷のかのこ邸で!とお招きを受け、彼女の手料理をたらふくいただきましたー☺️
 「大したものはできないけど、ちょちょいと作るわよ!」と言っていましたが、どうして!どうして!彼女はやっぱり料理上手❣️
 自家製ピクルスも、スペアリブも、エビと豆腐と白菜の餡掛けも、無添加ハムも。どれもこれも美味しいったらありません。
 どうです?美味しそうでしょう‼️
 ワイン🍷もすすみました。

 明日は、雨☔️予報。
 雨の東京。何をして過ごそうかな?