山口ひとり歩き


 娘のトモが今年も挑戦を開始しました!
 それなりの企業に就職したトモですが、5年を経て、どうやら働くことの意味や、自分らしく生きることを模索しているようです。
 長女のサツキは「父さん、母さんを見てたら、学校の先生には絶対にならない!」ときっぱり。好きな「食」に関わる道を選択しました。次女のトモは教員免許は取得しましたが、やはり教員の道には進まず、会社員に。
 2人とも、自立してそれぞれの道を歩んでいます。
 昨年秋、トモから突然、ある試験を受けてみた!という話を聞いて、びっくり‼️
 「自分を試してみたい!」と言います。
 そこにいれば安定は得られるでしょうに。
 わざわざ新しい場所を探してみようと、とにかく一歩前へと歩み始めた娘。自分を試してみたいと模索を始めた昨年は、たった一人の枠に挑戦し、最終選考までたどりつきましたが、結果は残念。だけど、その挑戦が彼女を勇気づけたようです。
 「ちょっと自信が持てた」と。
 今年も、彼女の力試しが始まりました。
 まさこは、その挑戦に拍手を送りながら、そっと応援するしかありません。
 家には帰らず試験を受けに行くだけのつもりだったようですが、試験会場が山口市だというので、「送り迎えしてあげようか!」とまさこ。それなら!と前日に帰省したトモでした。
 試験当日の朝、弁当を作りました。久しぶりの弁当づくりにオタオタしましたが、やはり出来はイマイチ😔昔から弁当には全く自信がない。
 「やっぱりセンスがないね〜」という母の言葉に「本当ね〜」と本音の答えが返ってきます。
 朝から爆笑🤣
 さて、天気はまあまあ。
 トモを会場で降ろし、試験の間、山口ひとり歩きを楽しみました。今回は、教育会館駐車場から一ノ坂川を遡ることに。
 目指すは「一ノ坂ダム」
 人っ子一人歩いていない「萩往還」をテクテク、テクテク。鳥の声を聞きながら、柔らかな緑の芽吹きの木々を見上げながらのウォーキングとなりました。
 目的地一ノ坂ダムの公園近くの案内板を見て、このあたりに東鳳鞭山⛰登山口があることを発見。以前、Whiteさんが「今度萩往還側から東鳳鞭山に登りましょう!」と言っていたのを思い出しました。
 ここだったのかぁ〜!
 ダムからの帰り、またもや瑠璃光寺五重の塔を拝んで、往復9キロ。程よい時間つぶしの山口ひとり歩きとなりました☺️
 試験が終わったトモを乗せ、「おつかれさまでした!コーヒー☕️でもいかが?」と、帰り道。美味しいケーキが評判の阿知須にあるロワゾブルーに寄りました。まさこがここのケーキ🍰を食べたかっただけなのですけど!
 ホットコーヒーでほっと一息。
 帰り着いた下関では、新幹線の時間まで母娘で飲み会。
 お気に入りの店「狐拍子」がなんと日曜日というのに開いていて予約なしの飛び込みオッケー!!うわぁ、縁起がいいね〜!ラッキー!!とばかり。
 お疲れさま!の乾杯。運良く巡り会えた美味しい料理に感激しながら、日本酒を飲み、互いの人生観を語り合い、よき時間を過ごすことができました。
 ただ、コロナ禍でほとんど外飲みしなくなって、今回思い知らされた現実がありました。これまで利用していた運転代行業がどこも姿を消していたということです。まさこの携帯に登録してあった代行業者さんは、どれも「この電話は現在使われていません」のメッセージが流れるだけ。
 駅前のパーキングに停めてあったまさこのタフトはそのままにして、タクシーでひとり帰宅したのでした😰
 知らぬ間に、世間ではいろんなことが起きていて、変化しているのです・・・。

 ともあれ、狐拍子のひとときは最高☺️