だれもみな、桜に誘われて


 青い空。家の中でじっとはしていられなくなる季節です。
 LINEに乗って桜情報が飛び交っています。
 WhiteさんもMr.サイクルマンも夫婦揃って、桜の様子の下見に出かけていました。以前、話に聞いていた美祢の桜山、菊川の歌野川ダム、一の俣桜公園の桜🌸の画像が送られて来ました。「少し早いです。週末から来週にかけて見頃です。」との情報。
 画像の様子は、下見?ですか〜!
 ビール片手に幸せそうなMr.サイクルマンの笑顔の画像も。こりゃ、満喫しとるな😅
 緊急事態宣言解除の東京からは、やっと夕食を外で食べて帰れるようになったはやとさんから、四ツ谷の満開の桜が送られてきました。
 桜の花は、人を誘う力があるようです。
 桜が咲き始め、このお天気。もちろんまさこもじっとはしていません。
 響灘に沿う低山三座、浄天山〜湯玉城山〜鯖釣山に,かめちゃんズの仲間と登ってきました。
 鯖釣山は、椿祭りで有名な、地域に親しまれる響灘を望む見晴らしのいい低山。椿は3月上旬とのこと。残念ながら終わっていましたが、まだ花をつけている木がいくつもあって、祭りの時期にはそれはそれは見事なんだろうなぁと想像できる椿の群生でした。
 椿のあとは、桜🌸。登山口で迎えてくれる桜の木々は、咲き始めたばかり。しっかり膨らんだ蕾をいっぱいつけていました。この陽気ならそれこそ週末には満開になることでしょう!
 ところで、鯖釣山について、その名前に疑問がありました。かめちゃんは登山開始の前に、必ずその日登る山の地図をみんなに手渡して、行程を説明します。その地図によると、湯玉城山と鯖釣山は2つ並んだ山なのですが、椿祭りで有名な鯖釣山の方に「湯玉城山」の名前が記載されているのです。本当の鯖釣山はどんな山なのか!というと・・・まず登山口もはっきりしない。おそらくここだろう!と地図を見て判断し、登り始めると出てくるのは道なき急登。この日一番ご高齢だと思われる方が一人「私はやめとくわ」とリタイヤを表明。湯玉城山からホンモノの鯖釣山への分岐地点に戻って待つことを選択されました。山に慣れた方の正しい選択でした。そのくらい険しかった😰
 険しい道なき道を登り切ると、その先にはかつては登山道であったと思われる山道とテープが現れました。テープを頼りに、それでも何度かは道迷いし、藪漕ぎしながらホンモノの鯖釣山の山頂に到着しました。
 「鯖釣山 182m」と書かれたかまぼこ板がくくりつけられた木がありましたが、眺望なし!少し休憩してすぐに下山。分岐地点で待ち人と合流して駐車場へ。
 この日の響灘三座巡りは全員無事の、終了となりました。
 帰って、夕方から予定していた市民劇場のミュージカルは明後日に変更。風呂に入ってゆっくり身体を休めました。
 ひとりワイン🍷を飲みながら、ああ、今日もいい日だったなぁと振り返っていると、山の画像を送った山友マツさんから、鯖釣山の名前の疑惑について、こんな返信が、
「そうなんです。地図上は…私のYAMAPの地図でもそうなってます。が、地元のまちづくり協議会の方が作られた案内標識や頂上標識は地図上の城山を鯖釣山として表示しているのです。国土地理院の表示に左右されないで、多分ずっと自分たち地元で言い継がれて来た山名への愛着がそのような標識を作ったんじゃないかな?と。その気骨に応援したいですネ。ちなみに、地図上の鯖釣山への道には、最初の分岐のところになんの標識もないのです。」
 山を愛し、花を愛する野草博士のマツさんらしいコメントに、しっかりうなずくまさこです。
 花の季節は、いろんな人から声がかかり、スケジュール帳がいっぱいのマツさん。「花の頃は忙しい!」とのことです😉
 
 うふふ🌸
 みんなみんな桜のもとに出かける季節です☺️