またまたの海峡ウォークで


 まさこの白髪染めは、長府にある美容室Beeでお願いしています。オーナーが独立して、長府に新店舗を構えてからの時期を加えても、数えて20年近くずっとこのオーナーのもとへ通っています。2年間の東京暮らしの間も、できるだけ月に一度帰省するようにして、必ず染めてもらっていました。(その当時、はやとさんは、ウチのカミさん、オレに会いに帰るんじゃなくて、白髪染めに帰ってくるんよ!と、言いふらしていたようです🤣)
 さて、緊急事態宣言は解除されないけれど、22日から東京に行きます。その前に、頭をきれいにしておこう!ということ。
 さっぱりしました。
 この日も歩く気満々なので、バスで出かけてきました。今回は、バスに乗ってすぐ、運転手さんに「このバスは、浜浦台をぐるぐる回ったりしませんよね⁉️」と確認しておきました。以前ひどい目にあいましたから😅
 帰りは、美容室から唐戸までの約5キロを歩きました。
 美容室Beeのオーナーは、「走る人」なので、「長府から唐戸までは、思ったより距離がありますよ〜」と心配そうです。
 ふふふ。大丈夫!まさこを侮るなかれ!
 快調に歩き始めました。そして、みもすそ川で、おやつ休憩した以外は、サクサク歩いて、1時間ちょっとで、ちゃんと唐戸まで帰りましたよーー!
 天気もよくて、風もない、快適な海峡ウォーク日和でした😊
 幅が狭くて時間帯によっては流れが速い関門海峡ですが、この日はたくさんの漁船が漁に出ていました。この漁船の群れは、海峡の春を感じさせます。
 前田のあたりまで来た時、外国の荷物を積んだ大きなコンテナ船が、海峡に入ってきました。ちっちゃな漁船をそこのけ!と、追い払うかのようにボォ〜〜ッと、汽笛を鳴らします。何度も何度も。けれど、漁船の群れは、動じることなく、びくともしない。それにいらだったのか?今度は短い汽笛をボッ!ボッ!ボッ!ボッ!っと立て続けに鳴らして警告します。大型コンテナ船とちっちゃな漁船の攻防はしばらく続きましたが、とくに何事もなく、通過。
 また、海上に静けさが戻っていました。
 危険だけど、我が生業を貫く漁師たちの肝っ玉を見たような😅
 何が漁れたのかしら?
 唐戸市場に着く頃、少しお腹が空いたので、前から行ってみたかった「まぐろとかめ」という市場食堂を探したのですが、見つけられず、仕方なく、唐戸市場名物になっている「活きいき馬関街」で寿司を買って屋上の芝生でいただきました。
 観光客は、ほぼ戻ってきていて、以前の賑わいと変わらない感じです。
 コロナはどこ?って様相。
 ところで、賑わいが戻って一安心の唐戸市場の方には悪いけど、一言苦言を!
 あの寿司は、いけません!まさこは下関の人間だし、唐戸市場を宣伝もする。下関の魅力もすごく感じてるけど、あれはいけんやろー。
 寿司がはっきり言って、まずい。
 まさこのブログなんて、炎上したりせんやろーと判断して、正直に書きますが、まず、酢飯が冷たいし、パサパサ。その上酢が効いてなくて、味がしない。
 ネタの新鮮さは、そこそこだし、観光客は喜んで楽しんで買って食べるけど、地元の人間はまず買わない、食べないだろうって代物でした。
 残念!!
 以前はもっと美味しかったのにな〜😅
 ウォークのあとのお楽しみ!のはずが、ちょっとがっかりしながら、下関駅までバスに乗り、買い物を済ませて、彦島に帰りつきました。
 だけど、春の海峡ウォークは、心地よいのは間違いない。また歩こう!って思ってます☺️

 さて、22日からの東京行きについても書いておきますね。
 このブログにも何度も登場するまさこの大学時代の友人かのこさん。
 彼女は、退職後、シナリオライターとしていくつもの作品を書いてきました。これまで何度かコンクールで入賞することはありましたが、最優秀作品でないとなかなか演じてもらうチャンスはなく、文字面を読んでイメージを膨らませることで終わっていました。
 彼女も半ばシナリオはあきらめかけていたのではないかなぁ〜と思っていた、ちょうどその頃、ついに!!です。ついに、彼女の作品がシアターで上演されることが決まったのです。
 それは、昨年11月のことでした。
 彼女がメールで送ってきてくれたシナリオを何度も読み、感想や意見を語ってきたまさこにとって、その日が来ることは、本当に胸踊る出来事でした。上演は2月23日、吉祥寺シアター。もちろん、即見に行くよ!!と答え、すぐに飛行機を予約しました。
 ところが、年が明けると、東京のコロナ禍は収まるどころか爆発的な感染拡大となりました。まさこはかのこさんと何度も連絡を取り合いながら、本当に東京に行ってもいいのだろうか?少しは悩みました。「少しは!」です。
 かのこさんの台本で演じられる劇を、初めて見ることになるのです。見ないという選択肢はなく、迷いや躊躇はほとんどなかったというのが本音です。
 それでも、緊急事態宣言が出されると、予約した飛行機はキャンセルとなり、変更を余儀なくされ、JALから ANAに航空会社を跨っての変更となって決着したかと思ったら、またキャンセルになり・・・と、波乱続きでしたが、その度になんとか手続き変更をして、飛行機は確保しておきました。
 安心して上京するためにも、どうか緊急事態宣言が解除されますように‼️と祈ったりもしましたが、感染者数は減少しても、宣言解除はありません。
 それでも、こっそり行くことを心に決めて、あっちに、こっちに、小出しにしながら、今回の東京行きを伝えてきました。
 きっと、まさこの友だち、仲間にもいろんな思いを抱く人はいることでしょう。
 でも、結局、決めるのは自分。まさこです。
 ぶれることなく、やりたい!を貫きます😊
 24日の夕方の時間を選んで、それこそ初めてのPCR検査を予約しました。25日に結果が連絡されるのを待って、下関に帰ることにしています。
 彦島の仲間たちには「もし陽性だったら、帰って来ません!」と伝えてあります。みんな笑って頷いていました。
 こちらの世界でたくさんのお荷物を背負ってしまったまさこです。本当に陽性だったら、今の山のような仕事をどうするのか!!って、それこそたくさんの方に迷惑をかけることになることは、わかっています。それでも、行くのです。
 用心しながら、コロナから身を遠ざける努力は心がけて!
 行ってきます。

 新人劇作家!朱花かの子(はねずかのこ)が彼女のペンネームです。彼女の脚本がどんなふうに演じられるのか、楽しみで仕方ありません☺️