師 遠方より来るあり!


 師 遠方より来るあり。また楽しからずや。(孔子先生に叱られるかな😅)
 まさこの「師」ワカエ先生がてぃだに来てくれました。ワカエ先生の義理の娘で、山友のチェリーさんが連れて来てくれたのです☺️今日はコペンをオープンにして、心地よい風を感じながらのドライブだったようで、ワカエ先生は、終始ごきげんで、変わらず明るく、とてもお元気でした。

 周南市の山間。高原の町鹿野から、ワカエ先生が下関に移り住んでいるという風のうわさを耳にしていました。
 まさこの教師としての原点は、鹿野。ワカエ先生は、教師まさこの「恩師」とも言える方です。当時、山口新聞に作文指導でコラムの連載を引き受けておられるくらい、その教師としての力量が認められた有名な方でした。「ワカエ塾」と名付けて、勉強会を開催しては、学級通信の書き方、生徒や保護者との信頼関係のつくり方、先生方とのつながり方など、さまざまな指導を受けてきました。もちろんはやとさんも塾生です。
 先生の娘のショウコちゃんを担任していた頃、よく「今日はうちに寄って夕飯でも食べませんか?」という手紙を託され、ご自宅に招いてくださいました。学校帰りにおうかがいすると、ご自分も仕事で疲れておられるであろうに、カレイの唐揚げの餡かけやサラダなど、手間のかかる料理をご馳走してくださるのです。食べ終わってからは、先生との教育談義が始まります。思い出すに、その日はいつも決まって、まさことワカエ先生のふたりだけ。旦那さんもショウコちゃんたち子どももいなかった。おそらくそういう日を選んで呼んでくださっていたのでしょう。
 教室で起こった出来事。まさこの指導について。たくさんほめていただき、それ以上にたくさんの指導をマンツーマンで受けてきました。
 忘れられない言葉があります。
 クラスの生徒が事件を起こし、まさこが指導したときのことでした。「あなたは、優等生だったでしょう?きっと、先生から、ひどく叱られたことがないでしょう?」「だから、生徒を追い詰めてしまうんですよ。生徒にとって逃げ場のない叱り方をしてしまっているんです。」「優等生だったあなたは、教師としては問題児なんですよ。」
 厳しいけれど、とっても温かい。たくさんの言葉を優しい春の雨のように受けて、まさこは教師に育てていただきました。
 「あら?そんなこと言ったかしら?」「あなたがそう言うんだから、言ったんでしょうねぇ。」と。
 それから、一晩で50センチも雪が積もる厳寒の鹿野の冬の話など、思い出話は次から次へと。

 何度も同じ話を繰り返すことを除けば、先生は昔のままの先生で、声を上げて大笑いしながら、懐かしいときを過ごしました。
 お別れのときがきて、何度も何度も握手をして、手を握り合って、何度も何度も、また会いましょうね〜。と約束しました。
 「急に思い立って、泊まりのお客さまがあったというのに、無理にてぃだに連れて来たりして、ごめんなさい。でも、お互い、いつ何があるかわからないから。まさこさんも会いたがっておられたので。」とチェリーさん。
 ありがとうございました。会いたかったんです。本当に。心から。
 オープンにしたコペンに乗り込んで、大きく両手を振るワカエ先生。
 また、きっとお会いしましょう。お話しましょう。昔のように。