倉敷〜マグロ女ひとり旅


 あの息苦しいほどの暑さもおさまり、日中もずいぶん過ごしやすくなりました。
 空も青く晴れ渡り、雲の様も秋の気配。いざ!!倉敷へ。ひとり旅に出かけてきました。
 本当の目的は、岡山に用があるという娘のトモと夜に合流して飲む🍻ことなのですが、その前に、途中下車して、倉敷をひとりで歩いてみようと思った!だけなんですけどね😅
 それにしても、ひとり旅って、なんていい響きでしょう!
 若い頃、ひとり旅というもの自体に憧れていました。田舎育ちのまさこです。女の子のひとり旅は危ないからと、許してもらえない時代でした。古い考えの縛りの中、大胆に見えて、案外小心者のまさこは、その縛りを甘んじて受けて育ちました。いつも、ああ〜、男に生まれればよかったなぁ〜と思いながら。
 今や、女も男もない時代。若い子たちが、自由に旅に出かけ、国内にとどまらず海外にさえ出かけて、豊かな経験を重ね、見聞を広げて、人生を楽しんでいます。いいなぁ〜と思うだけでは悔しいから、まさこもチャンスは逃さず、楽しむことにしています。我が子を授かり、母になった頃から、やっぱり女に生まれてよかった❣️なんて、思うようにもなっていますし😅

 倉敷、女ひとり旅!
 なんて、いい響き。そこに酔ってる感あり、です🤣
 お天気も良くて、暑くもなく「よし!今日はいっぱい歩こう!!」と思える日でした。
 新下関駅から、こだま号でのんびり新倉敷駅へ。倉敷駅に降り立って、すぐに観光案内所で地図を手に入れて、まず大原美術館を目指しました。以前にも、何度か訪れたことのある美術館ですが、ひとりは初めて。ゆっくり、自分のペースで、一つひとつを楽しみながら、丁寧に眺めて歩くことができました。他人のペースを気にすることなく、気になるものの前では、長く立ち止まって☺️
 絵画のあとは、東洋館の陶器や古代の美術品コーナーへと。
 甲骨文字が解読されて、それを読むだけでも楽しい。ほほ〜、昔は、こうやって占ったり、生贄を差し出したりしてたんだー。女性はこの時代にも不幸を背負わされてたんだなぁ〜、とか。
 中国の紀元前の焼き物には、不思議なことに涙が出てきました。???なぜ??😅日本は、縄文時代、中国はすでにこんなに進んだ文化が花開いてたんだーーと。
 大原美術館をたっぷり楽しんだあとは、お隣のアイビーに包まれたカフェ・エルグレコで、コーヒー☕️ブレイク。
 美観地区をゆっくり歩いて、阿智神社⛩に登ってみました。かなり急な石段が続いていましたが、心も足も軽やかに。ここで、まさこはあることに気がつきました。まさこの前を若い女の子がふたり。ヒーヒー言って登っています。ところが全くキツくないんです。彼女たちをスイと追い抜いても平気。山登りの経験はこういうところで差として出てくるものなんだなぁと。
 高台の神社をぐるりと回って、倉敷の街並みを見下ろしながら、寺をいくつか巡ってから、駅に向かいました。
 ひとり旅、満喫💕
 東京のかのこさんから、横浜散策の画像が送られてきました。彼女もこの陽気に誘われて久しぶりに非日常のショートトリップを楽しんでるみたい。お出かけしたくなる季節がやってきました。
 
 夜は岡山でトモと飲むぞ〜❣️