朝のリレー☺️


 カムチャツカの若者が
 キリンの夢を見ているとき 
 メキシコの娘は
 朝もやの中でバスを待っている
 ニューヨークの少女が
 ほほえみながら寝返りを打つとき
 ローマの少年は
 柱頭を染める朝日にウィンクする
 この地球では
 いつもどこかで朝がはじまっている

 僕らは朝をリレーするのだ
 経度から経度へと
 そうしていわば交替で地球を守る
 眠る前のひととき 耳をすますと
 どこか遠くで
 目覚まし時計のベルが鳴ってる
 それはあなたの送った朝を
 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

 
 谷川俊太郎の詩 朝のリレー

 中学1年生の国語の授業はいつもここから始まったなぁ〜と懐かしく思い出したのは・・・
 てぃだの会の新年会明け、ルドルフさんちから島根に向かう車の中でした。
 国道沿いの高校近く。登校する学生たちの姿が朝もやの中に現れたとき、フッとその詩が頭に浮かんできました。
 この詩は、いつも群読させていたなぁ〜と、国語教師だった頃の光景を思い出して、ふふふと笑ってしまいました。

 朝もやの中、昨夜の楽しい新年会を思い出します。
 今日、人間ドックのWhiteさん。あんなに飲んで大丈夫だったかしら😅
 体調が悪いのにいろんなものを抱えてやってきたやっちゃん。早くに帰っていったけど、大丈夫かしら😥
 Mr.サイクルマンは、てぃだの会にはじめてパートナーのハルカさんを連れて参加してくれたけど、彼女、楽しかったのかしら?
 たまちゃんたちはきっと元気だよね!多分心配ない😉
 
 朝食後、ルドルフさんに別れを告げて、島根に向かってひた走る車の中、みんな、どんな朝を迎えているんだろう〜、と思いを馳せながらこの詩を思い浮かべていました。

 誰にも平等に朝は来る。辛いこと、楽しいこと、さまざまな夜を超えた先に、必ず朝はやってくる。
 今は辛いけど、私にも必ず朝はやってくる!そう自分に言い聞かせながら、苦しみの中で眠りについた日々もあったなぁ〜、と振り返ったりして。

 さあ、島根へ🚙

 朝、ルドルフさんちの庭から眺める景色☺️
 自然のつくり出す景色の変化を楽しみながら、美味しい朝ごはんをいただきました💕