その六 海峡の街を感じて☺️

   リスボン2日目は、24時間チケットを購入。テージョ川に沿ってトラムで、リスボン市街の西側に出かけてきました。
    バスコ・ダ・ガマ、発見のモニュメントや、ジェロニモス修道院があるBelém(ベレン)を目指しました。
   コメルシオ広場の乗り場にはものすごい観光客が殺到しています。路面電車に乗るのかなぁと思っていたら、みんながトラムに乗り込み満員に😰
    ルドルフさんもまさこもBelémをあなどっていました。ジェロニモス修道院は世界遺産だと知らなかったのです。修道院の入り口は、長蛇の列。入るのはあきらめて、公園を歩いて海に出ました。発見のモニュメントも遠くから眺めるだけで、トラム乗り場に引き返し、ルドルフさんが行きたいという、工場跡地を利用した本屋さんに向かいました。
    この本屋さんもなかなかのもので、ディスプレイもユニークな店でした。まさこは旅の記念にリスボンの観光案内の本を買ってみました😅ポルトガル語🇵🇹ですよ?とレジの男性に言われ、英語版を探してもらいましたが、見つかりません。申し訳ないくらい、あちこち探してくれました。感謝!結局、読めないポルトガル🇵🇹語版を買いました。
    そこを楽しんでから、リスボンの食材が集まる観光地、リベイラ市場にランチに向かいました。ここも人だらけ。だだっ広い市場のフードコートで、美味しいと有名なタラのコロッケ他、三種のコロッケとビール🍺を楽しみました。やっぱり美味しい!!
    ランチの後は、少し歩き疲れたのでトラムでアパートメントに戻ると言うルドルフさんと別れ、1人で市内散策。市場近くの山岳ケーブルカーに乗って急勾配を登り、サンタ・カタリーナ展望台でベンチに座って海峡のようなテージョ川を眺めました。景色を楽しんだあとは、アパートメント目指して、街並みを楽しみながら、ゆっくり歩いて帰りました。

   ルドルフさんには笑われたのですか、まさこは、ここは海峡の街下関と似ている!と感じていました。もちろん、歴史や規模は比べものになりませんけど😅
    テージョ川にかかる四月二十五日橋は関門橋、リベイラ市場は唐戸市場、サンタ・カタリーナ展望台はケーブルカーで登る火の山、まあ世界遺産とはいかないけれど、ジェロニモス修道院は高杉晋作にゆかりの功山寺、な〜んて😉
    じゃあ、リスボンと下関は姉妹都市かもよ〜‼️と苦笑のルドルフさん。本気でそうかも!と思うまさこでした。
    アパートメントで歩き疲れた足を休め、昼寝をしたら、お土産を買いに出かけます。パテを買うことにしていました。スーパーで物色して、お土産屋さんのパテはかなり高いのだと理解。すでにいくつか買ってたのですけど😅

    ところで、スーパーの近くのロシオ広場には、地球環境汚染に抗議してデモに参加する若い子たちが、続々と集まっていました。自分たちの未来のために自分たちが動く。当たり前のことが、自然に表現できる子どもたちにパワーを感じます。手に手に自分の考えたメッセージを書いた段ボールを持っていました。明るく楽しくお祭りみたいな感じです。ワクワクしながら眺め、写真を撮りましたが、ふと日本はどうなんだろう?と思ったり😥

    考えさせられながらも、リスボン最後夜を楽しむために、かのこさんにすすめられたレストラン「Leitaria  A  Camponeza」を探して街を歩き回りました。
    そして、やっと見つけたそのレストランは、すてきな店でした。さすがです。かのこさん‼️
    アズレージョの様式の青い色でタイルに描かれた女性が印象的な外観。店内もいい雰囲気です。赤ワインを2人それぞれ違うものを選び、料理はオクトパスサラダとポークステーキをチョイス。隣のフランス人の若いカップルの席に来たエビの串刺しにも目を見張り、思わず写真を撮らせてもらいました😄
    海外で他国の人との対話を大事にしているルドルフさん。彼らに話しかけ、まさこも少し加わって、コミュニケーションを楽しみました。男性の方は、オリンピックよりラグビーのワールドカップが気になるようで、その話を。女性の方は、まさこと同じぐらいの英語力のようで😅2人たどたどしくも楽しく会話しました。
    本当に美味しい料理の店でしたが、支払いのとき、その安さにも驚きました。リスボン最後の夜に最高の時間を過ごすことができましたよ‼️💕ありがとう💕かのこさん☺️

    さあ、明日は、この旅で一番楽しみにしているポルトに向かいます😉