その四 翼よ! あれがリスボンの灯だ‼️

   最終日。フィンランド・ヘルシンキの街に別れる日です。
    朝から霧雨のような柔らかい雨が降ります。風はなく、寒さはさほど感じません。
    朝食を済ませ、荷物をまとめ、アパートメントを出る準備をして、朝の散歩に出かけました。港のそばの公園を傘を差して歩きます。ヨットがずらり並んで、サマータイムを楽しむフィンランドの人たちの姿が思い浮かんできます。公園は広々として、よく手入れがされています。
    こっちの人は、傘をささないんだよね〜😅とルドルフさん。たしかに、小雨の中傘をさしているのは私たち。犬の散歩、ランニング、校外学習の子どもたち、すれ違うどの人も傘はさしていません😅なぜ?
    ああ〜、晴れてたらきっともっと気持ちがいいよね〜、と話しながらトラムの停留所までゆっくり歩きました。
   最後のこの日、ルドルフさんがこの旅でおそらく一番興味を持っていたヘルシンキ中央図書館に行ってみました。
    外観にも圧倒されますが、中に入るとさらに驚きます‼️広々とした空間は、各階全てワンフロアという設計によって、さらにその広さを感じさせます。
    一階は、エントランス、レストラン、ソファなどで自由に過ごせる空間があります。
    二階は、やや天井が低くしてあり、ワークショップも楽しめるコーナーや、薄暗いあなぐら?岩穴?天井裏?に隠れて読書や書き物(パソコンでね😅)などを、自分自分の世界で楽しめる空間が広がっています。
    そして、メインの蔵書は、三階。ここの景色には本当に圧倒され、歩きながら鳥肌か立つほどの驚異を感じました。
    図書館入り口で雨を避けてくれた屋根は、平らな場所がデッキとして、カフェスペースになっています。え?そこは、屋根なの?床なの?って感じです。
    窓は 天井まで伸びて、明るいガラス張りの広々としたワンフロアで、白い書棚がさらに明るさを増しているようです。中央に置かれた広いスペースの書架を囲むように、あちこちにさまざまな雰囲気の空間が用意され、誰もが自由に本を取っては、お気に入りの椅子を見つけて、または、階段状の木の床に座り込んで本を読んでいます。それこそ思い思いのかっこうで。寝そべったり、あぐらをかいたり、椅子をテーブルにパソコンを打ったり!外のオペラハウスを眺めてコーヒー☕️を飲んだり、おしゃべりしたり☺️
    幼稚園の先生が幼い子どもたちを連れてきて、絵本のコーナーで走り回らせていたり😅
    なんでもあり!  ないのは「静かに本を読みましょう!」の注意書きかな。
     誰をも平等に受け入れて、それぞれにあった快適な空間を見つけて、思い思いの時間を過ごしていいんだよ!という、おおらかで健全な思想が生きる、まさにフィンランド🇫🇮なんだなぁと実感できる場所でした。
    もと教師だったまさこ。フィンランドが学力で世界トップクラスだということの意味を垣間見た思いがしました。
    日本で最近耳にする多様性の尊重って言葉。日本みたいにそんなにいきり立ってことさらに叫ばなくても、こんな図書館を作ればいいんじゃないの⁉️と思えてきたり。
    多様性・・・ジェンダーフリーは、トイレにも見られました。どこでも見るトイレのマーク🚻はどこにもなく、男性も女性もなく同じ空間のトイレを使うのです。これならトランスジェンダーに悩む必要はないなぁ☺️
    ああ、教育の質は、質の高い図書館から!!だ。

    ここヘルシンキ中央駅の北東側は、昨日まで歩き回った街並みとは、まるで違って、再開発されたいわゆる新しい場所。石造りの頑丈な建造物が立ち並ぶあたりから、総ガラス張りの建物が現れて、未来都市に迷い込んだか?といった様相😳
    古き良き街と斬新で自由を謳歌する街が両立しているヘルシンキでした🇫🇮
    そして、いよいよヘルシンキに別れ、ポルトガル🇵🇹へのフライトです。
    まさこのJALカード💳でラウンジに入り、シャンパン🥂ワイン🍷でゆっくり時間を待ちます。搭乗口近くのイングリッシュ・パブが気になる気配のルドルフさん。入ってもいいよ!というと、嬉しそう💕ギネスを奢るね!と言ってくれましたが、残念ながら、ギネスはなく、似た感じの黒ビールを飲んで、飛行機✈️に乗り込みました。
    ポルトガル🇵🇹リスボンまで、5時間のフライトでしたが、思いっきり寝て過ごしました😅

     ポルトガル上空に入ると、街の灯りが見えてきます。美しい‼️暖色系のライトに統一されて、街がオレンジに近いゴールドの世界で目の前に浮かび上がってきました☺️
    翼よ!   あれがリスボンの灯だ‼️

    さあ、明日からポルトガルを楽しむぞ〜。