今なお、生き様を感じて☺️

   梅雨明けの夏空がやってきました!
   周南市の港です。ヨット⛵️が、穏やかな水面に整然と並びます。
   周南市に暮らすまさこの親友スミさん。彼女の旦那さんも教員仲間であり、家族ぐるみで付き合いのある古くからの友人でもあります。東京で生まれたという旦那さん。そのご両親は、おしゃれなご夫婦で退職を機にヨットを購入され、瀬戸内海をなん度も航行し、海を楽しみながら暮らしておられることを当時も聞いていました😊
   まだ30代だったころ、まさこたちもご一緒させていただいたことがあります。港から出るまでは動力を使いますが、外海に出ると帆を張り、操り、風を読みながら水面を滑るように走るのがヨット⛵️。「フルムーン」と名付けられたそのヨットが、音もなく、帆に風をはらんでスーッと走るのに、感動したことを思い出しました。海面のさざ波を見つめ、風を読みながら、ヨットの右へ左へと身体を移しながら、体重をかけ、帆を操ります。自然と戯れるひとときを楽しませていただいたものです。
   今日のこの港にはもうフルムーンはありませんが、夏空のもとできらめく海とヨットに、つい車を降りてカメラを向けていました。
   
    前日から周南市に入り、夜は懐かしい教員仲間たちと昔話や今の話、そしてこれから迎える老後の話😅に花を咲かせました。
   一夜明けて、今日はスミさんの実家のある岩国に向かうことにしていました。
    スミさんのご両親はすでに2人とも他界されています。お母さんの三回忌を前に、そろそろ岩国の実家を片付けようとのことで、てぃだを運営しているまさこに、必要なものがあればどうぞ!と声をかけてくれたのです。
    スミさんのお母さんは、洋裁が得意で、ほぼ全ての洋服は自分で縫っていたといいます。何枚か形見分けとしていただきたいと思っていましたが、その数たるや、聞きしに勝るもので、よくぞこんなに作れるものだと目を見張るほどの枚数でした。スミさんの話では、これでももう親族やお母さんの知り合いには持ち帰ってもらった後なのだとか😳どれだけ作ったんだろう😰と驚きました。
   どれも大切に保管され、シミひとつなく、汚れもなく、きっと何度も着ないで、仕舞われていたのだろうと想像できる状態の良さでした。
    久しぶりに窓という窓を開け放して、風を通し、空気の入れ替えをしたスミさんの実家。涼やかに空気が流れて行くのを感じます。タンスの中、書棚の中、食器棚、どこを見ても、きちんと整理され片付けられていたのが見て取れます。
   
    ああ、亡くなってなお、その生き様を感じる家の有り様。
    こうやって生きてこられたのだなぁという感慨。
    いただいたものは、どれもまさこのこれからの生活の中で、有意義に使わせていただこうと思っています。使う者を失っても、また別な人の手で生き返ることもあるのですよ!いう思いで☺️

     画像は、前夜、時間の経つのも気づかず語りあった懐かしの周南の仲間たちの💕笑顔💕